
「はじめまちて〜」かな?
「おっす、おら、セシル」かな?
生後48日と、かなり早く我が家に来たセシル。
頼んでいたトライの男の子が入ったと連絡を受けてお店に見に行ったのは
これより数日前。
リディア出身のお店のオーナーはブリーダーでもありショウハンドラー。
この方が信用しているブリーダーさんからショウ用に引き取ったバイカラーの
女の子とその一胎子(兄弟)にセシルはいました。
お店に行くとショウ用の女の子だけ別にいて、他の兄弟6頭は大きな
ケージで遊んでいました。
親分肌の子と2頭が鬼ごっこするようにはしゃいでいて、他の2頭は
それに踏まれないようにちょろちょろして、たまに鬼ごっこに参加して…
セシルは、なんとケージのすみっこでフリーズしたようにじっとお外をみつめてました。
他の兄弟にぶつかられてもまるで動きません。
オーナーさんは、「この子は繊細なんだと思う。どうしてこんなところに
いるんだろう?とかママにもうあえないのかな?とか考えてる」と言っていました。
トライの男の子は2頭で、いざ、お店に引き取りに行ったときも
元気な方の子にかえてもいいですよといわれる始末。
それでも、「繊細で実は甘えん坊タイプだろう」との言葉にしっくりくる姿に
そのままセシルくんとなりました。
リディアがいることで、48日と早めでも大丈夫との判断でした。
そういえば、リディアはお店で兄弟と遊んでいたとき、ひときわ小さいのに
他の兄弟をふみつけてはねまわっているお山の大将なヤンチャ姫でした。
セシルは対照的にみそっかすタイプ…いえ、繊細タイプ

上の写真は家についた日のものです。
お店でいたときとは打って変わって元気


リディアのことが大好きになったようで「おねーちゃーん

」と
あとをついてまわりたがります。
リディアはちょっと怖がってます

それにしてもこの大きさの違い


明けて翌日のセシル。
リディアのおさがりのベビーベッドのほかに、片面ボアでリバーシブル・
フラットタイプのものを購入しました。
まだ3月だからか柔らかくていいのか、コットンタイプよりボアの寝心地が好きなようです。
このあと、生後51日に受けた1回目のパルボワクチンでセシくんは4〜5日間、
命の危機にさらされます。
何も食べられず、吐いて下して、白血球が急激に減少して。
相談したオーナーさんからもらった栄養ペースト(クリーム)だけは
少しなめてくれてましたが、白血球の減少ペースだと、あと1日位で
死んじゃう!というところで原因がわかりました。
原因は担当医のミス。しかもこの担当医は隠蔽工作までしていて、
白血球の減少をくいとめる注射をしながらも、子犬が死んだら証拠隠滅くらいに
考えていたのがあきらかだったこともわかりました。
続けてオーナーさんに相談していたおかげで原因その他がわかり、
病院にもすぐに連絡してくれて(オーナーさんの剣幕がすごくて感心しました)、
院長に処置していただきました。
その後、担当医の姿は見ていません(クビだと思う)が、セシルの回復後、
動物病院を変えました。

生後56日。
水のみ用の台の下に入り込んでます。
今では頭をつっこむのでさえ困難なのではという高さなんですが…
病気が治ったあとなので、元気だったらどんないたずらしてもいいよと
思っていた頃です。
でも数日後には、いたずらして叱られるセシくんの姿がありました