2019年02月13日
人なら96歳・インコのかなっぴ虹の橋へ旅立ちました
(かなっぴ9歳ポロたん3歳の冬)
日に日に、時間を追うごとに、動きがなくなってきていたセキセイインコのかなっぴ(かなたくん)。
今朝4時頃に虹の橋へ旅立ちました。
寒さを乗り越えたらなんとか…
と思っていましたが、12歳5ヶ月…
人間に換算すると96歳なのだそうです。
写真は若い頃のかなっぴ。
話しかけると小首をかしげたり、身体ごと傾けてこちらを見たり。
近年はこういうことしなくなってました。
セキセイの平均寿命は7〜10歳だそうですが、10歳を境にして徐々に動きやおしゃべりが減ってきたようでした。
(かなっぴ7歳)
止まり木に止まれなくなったのは1週間前。
低い段に付け直したらそれに乗ってたのですが週末からほとんど寝てる状態に。
小箱にホカロンを敷いてタオル・紙(汚れとり)を敷いた上に寝かせて、ひよこ電球と部屋の暖房フル稼働。
昼間は窓辺で日光浴。
あたためまくると少し動いてお水を飲んだりフードを食べたりもしていたかなっぴ。
昨夜は寝る前のカゴ掃除のときに小箱ごと出して、ちょらぷーが手でくるんで胸に寄せると暖かかったのか目を閉じてました。
給水器を寄せて「かなっぴ」とわたしが声をかけると動きだしてお水を飲んで。
元気になったかに見えたかなっぴを小箱に載せてかごに戻すとまた寝始めました。
(かなっぴ6歳)
寝室へ運んで保温カバーかぶせる前にわたしも手の中で寝かせてあたためました。
なでなで。 でもこの時予感はしてたのです。
なでながらかなっぴにありがとうとか可愛いよとか話しかけてました。
保温カバー被せて消灯。暖房はわたしとポロたんには暑いくらい。
(かなっぴ8歳)
午前2時半に目が覚めスマホをしていたら、3時頃にモニョモニョとくぐもった声がきこえました。
よく耳をすますとかなっぴが何かしゃべっているのです。
声にならなくて喉の奥から聞こえます。
「かなっかなっかなっ」
くぐもってましたがそう聞こえました。
きっとそのまえのモニョモニョはいつもしゃべっていた「かなっぴだいすき」「かなっぴかわいいね」だったに違いありません。
しんとした真夜中ですがすぐにかなっぴにはっきりと話しかけました。
かなっぴがいつもおしゃべりしてくれた言葉を。
繰り返したらまた繰り返してくれた言葉を。
(かなっぴ1歳)
そう。よく、かなっぴはさびしくなると話しかけてきて、それに返すと繰り返したり満足して大人しくなったりしてました。
この時かなっぴがわたしの言葉を繰り返すことはなかったけれど、きっと声は届いたはず。
それから少し眠り、かなっぴの羽音で目が覚めました。
カサカサ歩く音と羽音。
部屋はかなり暖かかったので元気になって低い止まり木にでも上ろうとしてるのかと思ったのですが…
小箱から少し移動して横たわり…
羽ばたきをしたのは虹の橋への旅立ちだったのかもしれません。
(かなっぴ1歳)
若い頃はなかなか凶暴で戦闘民族サイヤ鳥なんてあだ名がついたかなっぴ。
毎朝鳥かごの中でサーキットトレーニングのようにオモチャをつつきまくってたかなっぴ。
放鳥タイムは最初だけ飛びまわって満足したらお散歩になり、そのうちかまって欲しくなったらわたしのからだによじ登ってきたり。
手にのったままおしゃべりもしてくれた寂しがりの甘えん坊さん。
ロボロフスキーハムスターのさっちゃん・華ちゃんがいる間にお迎えしたかなっぴ。
リディちゃんもセシくんもポロたんも、かなっぴに遊んで(?)もらいました。
セシくんが旅立ってポロたんをお迎えするほんの2週間ほどひとりっこ生活もしました。
(かなっぴ10歳)
里親募集で1歳のセキセイインコ(青)として初めて会った時、白地に青のハルクインとは思ってなくて、なんてきれいなインコって感動したっけ。
たくさんの鳥仲間と別れて我が家へやってきて。
言葉を覚え始める1歳というタイミングもあったでしょうけど、わたしの口真似をいっぱいして言葉を覚えてくれました。
最初が「かにゃっぴ、可愛いにぇ」だったのを今でも覚えています。
自画自賛って笑われたのも。
かなっぴのおしゃべりにはたくさんの思い出だらけ。
かなっぴちゃん、楽しい日々をありがとう。
天寿をまっとうしてくれてありがとう。
かなっぴ、いつまでも「大好きだいすきー」
2019年2月13日-2006年9月(21日・お迎え記念日を不明の誕生日かわりに)
12歳5ヶ月
白に緑のレース刺繍のハンカチに包んで、ごはんと一緒に小箱を棺に。
箱の上に愛用のピンクの鈴つきブランコをのせて。
白と多色のネメシアを2苗と貝殻をおいて…
窓からいつも見える側のお庭に埋葬しました。
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