晴れて涼しい風が吹いていた昨日、梅雨の合間の
風通しに干しました。
最近ではめっきりキモノを着る事がなくなってしまったぺり犬。
キモノのお手入れもさぼりがち。でもこの帯だけは頻繁に
風を通しています。宝物なの〜。
生成り(オフホワイト)がベースの8寸綴れ織帯。
刺繍ではなくて、綴れ織で柄が織り込まれています。
お太鼓(背中側)に、ど〜んとリディアちゃん、前側の
ポイントにはリディアかセシルのどちらかが出せるように
なっています。今日はお太鼓のリディアちゃん紹介♪
元になった写真を載せられたらよかったのですが、
リディアが2歳頃の写真を元に作っていただいたので
ちょっと見つかりません…(デジタルデータじゃないから
膨大なアルバムから探すのがちょっと…)。
この帯ができたのは12年ほど前。それまで某温泉旅館の
女将さんが愛犬柄で作られたキモノをお召しになってるのを見て
うらやまし〜なんて思ってたんです。
そんな折、あるキモノ店でお話をいただき綴れ織の愛犬帯を
手にすることができました。
あるキモノ店…ご主人の奥様とはパソコン通信時代のニフティ
犬フォーラムで知り合い、オフ会ではご主人にも愛犬のコリーズにも
会ったりしました。(なのでリディアはお会いしてるんです)。
その後、ご主人が独立して工芸的なキモノ専門店を開かれたと
キモノフォーラムで再会し、時々お店に伺うようになったんです。
(関係ないけどぺり犬と奥様は年も近く、すぐ近くの住宅地で
育っていたことが判明〜。いろいろと偶然、ご縁がありました)。
ちょこまかと良く動き回る子だったリディア。
ソックスの色の違いを「お母さんのおなかから出る時に慌てて
片方の靴下をちゃんとはかないで出てきちゃったんだよね」と
言われていました。
写真を元に下絵が送られてきて、細かい部分の訂正を入れる時に
特に指定したのがそんなソックスの違いです。
ばっちり、リディアちゃんのあんよになりました。
毛の色のグラデーションといい、織込みでこんなにも本物っぽく
作ることができる職人さんの技術は素晴しいですよね。
次はセシくんもいる前側を〜。

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